仮想通貨の歴史
そもそも仮想通貨は1999年頃にはその構想があったとされており、日本で急激に流行しだしたのは2017年に入ってからでした。ビットコインの暴騰が起こったのが2017年で、知名度が高まったのも2017年になってからでした。
そのため、2016年のうちにビットコインを10万円しないくらいの価格で所有していた人は、今はかなりの利益になっているでしょう。実際に仮想通貨は10年以上前には存在していて、本格的に広まったのが最近というだけで歴史は意外と長いです。
ビットコインに人気が集中するのもそのためで、ライトコインやリップルのような若い仮想通貨、近年流行に乗ってようやく営業を始めただけの取引所では、セキュリティや取引のポイントなどは不十分で、金融庁から行政処分を言い渡されてしまうのも仕方がないと言えるでしょう。
人気が出て、自然に良くないところが淘汰されていけば、安全に仮想通貨を利用できる取引所が残るはずですので、まだまだ今後が期待されます。
アルトコインとマイニング
ビットコインに比べるとアルトコインはまだ成長途中です。利用者が増えているイーサリアムやリップルなどもまだこれから伸びていくと考えられており、第二、第三のビットコインとして大きな価値を持つようになるでしょう。
時価総額の高い仮想通貨は比較的安全だとされていますが、それは、マイナーという仮想通貨の取引を承認する人や仮想通貨を発掘していく人が多く存在するためです。
優秀でスピーディーなマイナーが多いのは、それだけ利益が得られるからで、高スペックなシステムを運用し続けるには、稼ぎにつながる人気の仮想通貨を扱うしかありません。
時価総額の低い仮想通貨のマイニングをしてもシステムの維持費用を賄えないので、なかなか優秀なマイナーが揃わない場合が多いです。
仮想通貨にはマイナーが必須
仮想通貨を増やしていくにはマイニングが必要です。マイニングしなければ仮想通貨そのものが増えていかないので、買いたい人だけいても意味がありません。
仮想通貨のマイニングに成功するとその成果に応じて仮想通貨が支払われますが、このマイニングにはかなりのコストが必要なため、一般人や個人にはできません。
会社単位で組織だって解析する必要があるため、近年はそのマイニングする人も減ってきています。
アルトコインのマイニングまでやってくれる人が増えれば今後もアルトコインは進展していくでしょう。仮想通貨の歴史はまだまだ浅いので、今後仮想通貨にかかわる私たちで構築していくしかありません。