ハードウェアウォレットの選び方
ハードウェアウォレットには、仮想通貨を守るための秘密鍵を保管することになります。この秘密鍵と呼ばれるものはいわゆるシリアルコードのような暗号のことで、これをメモしておけば、ハードウェアウォレットがなくてもパソコンやスマートフォンから仮想通貨を利用することができます。
ハードウェアウォレットがあれば、そのハードの暗号化技術と合わせて仮想通貨をやり取りできるため、仮想通貨をより安全に使用できます。ハッキングのリスクやデジタル上での盗難対策に適しているのがこのハードウェアウォレットで、水やほこり、衝撃にも強く、簡単に壊れずに長く使用できる端末を選ぶのが良いでしょう。
このハードウェアウォレットにも幾つか種類があり、価格も高い高品質なものもあります。お金をかけただけ安全なものになるため、最低限3000円から10000円くらいのコストをかけたほうが良いでしょう。
保管方法を工夫しよう
ハードウェアウォレットも電子機器なので扱いを間違えれば破損したり、水に濡らしてしまったりして使えなくなる可能性があります。濡れているハードウェアウォレットをパソコンに差し込むとパソコンの方にも問題が起こることがあるので、雑な使い方は避けなければいけません。
もちろん、強い衝撃、動作中の衝撃などがあると当然壊れやすいので、保管方法、操作中の取扱も十分気をつけましょう。
落下しやすいところに置かないようにし、水の側やキッチンに置かない、子どもの手の届くところに置かないというのも大切です。子どものおもちゃにされてしまうとガチャガチャといじられて壊れてしまう可能性があります。
仮想通貨は取引所に預けっぱなしにしないで
仮想通貨を所有したら、いつまでも取引所に預けておかないようにしましょう。目的は仮想通貨を多く所有することではなく、法定通貨を増やすことです。法定通貨ベースで価値が上がっていれば、早めに仮想通貨は法定通貨に切り替えてしまったほうが良いでしょう。
ある程度仮想通貨を余裕を持って所有できるようになったら、余った分を自分のハードウェアウォレットに移動させて、特定のサービスやショップで使える形にしてしまいましょう。
仮想通貨は取引所に預けているだけだと自分のものにはできていません。仮想通貨で出金してハードウェアウォレットに保管しておけば、価値が下がらない限り、その仮想通貨を個人で有利に使用できます。